軌跡シリーズ新作『那由多の軌跡(ナユタノキセキ)』が2012年PSPで発売ですって!

うおおおおおおおおおおおおおお!!!軌跡シリーズ新作きちゃああああああああああああああああああああああああああ!!!!!
いやー不意打ちでしたね!驚きました!今日はファルコム株主総会ということで何かしらの情報は出てくると言われていましたが、せいぜい『零の軌跡 フルボイス版』の詳細がちょこちょこっとアナウンスされる程度だろうなと思っていた矢先にこの電撃発表だったので驚きもひとしおというもの!2011年も終わろうかという師走のこの時期にこのようなビッグサプライズを用意していたとは、現在波に乗っている企業だけにファンの心を掴むのも上手ですな!驚天動地のビッグニュースや!

さて、肝心の詳細はと言いますと、

2004 年の発売以降、『英雄伝説 空の軌跡』『英雄伝説 零の軌跡』『英雄伝説 碧の軌跡』と続いてきた「軌跡シリーズ」の舞台設定、キャラクター、ゲームシステムなど全てを一新!完全新作として、新たなる軌跡の物語が、『那由多の軌跡』を通して描かれていきます。
日本ファルコム創立31年目のスタートを飾る、新たな試みに満ちた意欲作『那由多の軌跡』。2012 年の発売に向けて鋭意制作中です、是非ご期待下さい! (ニュースリリースより)

とのことです。サラッと気になることが書いてありますね。“「軌跡シリーズ」の舞台設定、キャラクター、ゲームシステムなど全てを一新!”とありますが、これってつまり今までの「軌跡シリーズ」で舞台となっていた「ゼムリア大陸」とは全く違う世界が用意されているということなんでしょうか?てっきり「軌跡シリーズ」って同じ世界観を有している様々な舞台で物語が紡がれる的なRPGだと解釈していたのですが…違ったのかな。ああ、それとも舞台設定というのは世界観全体を指すわけではなくて、あくまでクロスベルという街での物語は終わったので舞台を移しますよ、という街とか国単位での変更を意味しているのかな?どうもそっちの方がしっくり来ますね。さすがに七の至宝やら結社やらと、『空の軌跡』から温めた伏線をなかったことにするなんてないですよね。ていうかそうじゃないと困ります!

ゲームシステムの一新は個人的に歓迎します。さすがに『空の軌跡FC』から引き継いでいるものが多いため、多少の追加要素や変更はあってもおおよそ7年以上同じシステムを採用していたことになり、さすがに『碧の軌跡』でマンネリの感が否めないと思っていたところです。戦闘システムの完成度はここ最近のRPGと比べても5本の指に入るというのが個人的主観ですが、そこもやはり変わっていく必要性があるでしょう。+αの微々たる変更では蔓延するマンネリ感を打破することは出来ず、「軌跡シリーズ」が次のステップに進んで行かなければいけない状況下で、公式で「一新」という言葉が使われているのは現状認識がしっかり出来ているのが伺えて頼もしい限りです。『碧の軌跡』の売り上げに目がくらみ、『空の軌跡 the 3rd』のような安易な後日談にすがろうとしたら痛烈に非難していたところです。

どのような作品になるかまだ分からないため今後の情報公開に期待ですね。それにしても、2012年はVitaで『イース セルセタの樹海』が発売予定ということで、1年の間に『英雄伝説』と『イース』の新作が同時に発売されるというビッグな年になろうとしています。2009年に『イース7』、2010年に『零の軌跡』、そして2011年は『碧の軌跡』のヒットで上場以来の過去最高純益を達成し、コンシューマ市場での存在感をどんどん示しているファルコムだけに、2012年は更なる飛躍の年にしていただきたいと思います。