PSP『那由多の軌跡』が2012年7月26日発売決定ですって!そんじゃあ『イース』は……?
発売日決定きちゃあああああああああああああああああああああ!!!ていうか意外に早かったですね。『零evo』が8月だから一ヶ月くらいの開きはあるんでしょうけど、こうなると夏はファルコム尽くしとなりそうですな!
『碧の軌跡』のDL版が発売日に配信されたことを鑑みるに、『那由多の軌跡』もDL版は配信されることが予想されますが、そうなるとパッケージ版を買うかDL版を買うか悩ましいところです。というのも、今はVitaでDL版をプレイできるものだからやはりより高画質な環境でプレイしたいと思うのがゲーマー心理というもの。ただこのゲーマー心理ってのは厄介なもので、パッケージも自己満足的なコレクションとして手元に置いておきたいなんて矛盾を孕んでいるんですよ。さあどうするか。どっちを取るのか。あーなんかもうツイッターで悩んでろレベルな話ですねw 発売日までにVita買ってたらDL版なのかなやっぱ。
『イース セルセタの樹海』の発売時期はいつなのか
ところで、こうなると同じく2012年に発売が予定されている『イース セルセタの樹海』の発売時期もおぼろげながら掴めてくるような気がしますね。決算短信を読み込むとある程度特定できそうな気がしなくもないです。とりあえず、前提としてファルコムは9月期決算ということを押さえておいて下さい。売上本数に関しては、全て「ゲームデータ博物館」様を参照しています。
- 2009/10〜2010/9
- 売上高:1,214百万円(前期比9.7%増)
- 発売ソフト
- イース フェルガナの誓い (初週売上:20,717、累計売上:37,244)
- イースvs.空の軌跡 (初週売上:40,036、累計売上:54,135)
- 英雄伝説 零の軌跡 (初週売上:91,424、累計売上:120,283)
- 2010/10〜2011/9
- 売上高:1,563百万円(前期比28.7%増)
- 発売ソフト
- 英雄伝説 碧の軌跡 (初週売上:151,412、累計売上:194,940)
- 2011/10〜2012/9
- 予想売上高:1,300百万円
- 発売予定ソフト
- 那由多の軌跡 (発売日:2012/7/26)
- 英雄伝説 零の軌跡 Evolution (発売時期:2012/8)
ファルコムの売上高は、その9割以上をパッケージソフトビジネスから生み出しています。あとは諸々のライセンス料だったりするんですがそれは微々たるものなので、売上高をソフトの売上本数に置き換えても問題ありません。というわけでデータを見てみると、2010年以降は新作ソフトに関しては毎年約20万本規模の売上本数で推移しているのが分かります。そして2012年度の見通しは1300百万円なので、『零の奇跡』が発売された2010年度よりは若干高く、『碧の軌跡』が発売された2011年度よりは低くという見積もりです。まあ妥当ですよね。『那由多の軌跡』の売上が未知数ですが、『碧の軌跡』ほど売れるとは思えないし、PSPの市場規模もこれからは縮小傾向になると予想されますから、まあ10万本超えてくるぐらいって感じでしょうか?『零の奇跡』の累計を初週で超えるかってのは際どいライン。『碧の奇跡』の功績から軌跡シリーズの名はかなり広まりましたけど、『那由多の軌跡』はまだ色々と未知数ですからね。Vitaが発売された今日では売上にどう響くのかはちょっと予想しにくいです。
んで、『零evo』は原作の半分以下でしょう。参考として、同じ完全版的位置づけである日本一ソフトウェアの『魔界戦記ディスガイア3 Return』の初週は21,848本です。まあ『軌跡』と『ディスガイア』を同じ尺度で比べてしまうのはどうなの?ってのはひとまず置いといて、『ディスガイア3R』に関してはロンチ効果もありますから、普及台数の違いを考慮すると『零evo』も同じくらいに動くのではと思います。だからまあ大体2〜3万本くらい?フルボイスってのがどう働くか分からないんだよなー。軌跡シリーズとしては初めての試みだから意外に食いつくファンは多い気もする。もしかすると4〜5万本くらいいっちゃいますかね?
……と、ここまで調子良く書いていたのですが重要なことを見落としてました。『零evo』の開発はファルコムじゃありませんでしたね!orz
ライセンス料を貰うだけなのかな?よく分かりませんけど、『零evo』は4社もの企業が関わっている作品なので必然的にファルコムに入ってくるお金も減ります。あーそうなると『セルセタの樹海』も今年度中に間に合わせてくるのかな……だとしたら発売は恒例の9月末となりそうですけど、結局は『那由多の軌跡』がどれくらい売れるかって話に戻りますよね。分からんなー、こればっかりは『那由多の軌跡』の情報がほとんど開示されていないから何とも言えない。シリーズの実績を考えて結構目標売上本数高かったりするのかもしれませんね。そうだとしたら『セルセタの樹海』も来年度という可能性が出てくる。
ちなみに、2011年度決算短信では「次期におきましても、好評の「軌跡」シリーズの拡販に積極的に取り組んでまいります。そして、現在開発中の大型新作を順次発売する予定です。」となっており、この大型新作が『セルセタの樹海』を指しているのかもしれないと予想できちゃいますね。なんだかこれが全てな気もしてきましたね!w 無駄な考察に終わりそうですけど、書いちゃったものは仕方ないので一応アップしときます。というわけで9月に発売してください!お願いします!