『DmC Devil May Cry』が2013年1月に海外で発売決定。それにしてもこの女キャラは……

本日カプコンは、Ninja Theory開発のデビルメイクライシリーズのリブート作『DmC Devil May Cry』を、北米と欧州で2013年1月15日に発売すると発表しました。

今のところ国内向けの発表はまだですが、2012年中の発売予定から延期したことになります。また、Xbox 360PS3に加えて新たにPCバージョンの発売が確定。海外で2013年リリースを予定しており、既に開発が進められているとのこと。

というわけで、2012年中の発売がアナウンスされていた『DmC Devil May Cry』でしたが、海外では年明けすぐの2013年1月15日に延期された模様です。日本での発売時期は未だ不明ですが、この海外発売日は一つの目安になりそうですね。デベロッパーはニンジャセオリーという海外スタジオですが、パブリッシャーはカプコンなので日本を優遇するかもしれないし、一方で見た目完全に洋ゲー風味となった今作は海外先行発売も十分あり得る状態。つまるところ、2012年末から2013年3月辺りが考えられる範囲なんじゃないかと思います。

それにしても、結局2013年までずれ込んだか……。仕事遅すぎでしょ、いつから開発してんのと言いたい。ただでさえ外注でキャラデザもひどくて批判されまくりなのに、情報公開もダラダラしていて全く盛り上がる気配もない。『デビルメイクライ』という偉大なIPを自ら破壊しにかかっているカプコンは愚かとしか言いようがなく、ファンと製作側の理想がここまで乖離してしまった現状をどのように見てるんでしょうか。走り出してしまった列車は止められないというやつなのかな……せめてダンテが従来の銀髪イケメンだったらここまでの話にはならなかっただろうに、残念で仕方がない。

と思ったら今回発表された女性キャラクター“Kat”もなかなかひどい有様じゃないか! トリッシュやレディとは一線を画するデザイン。溢れ出る洋ゲー臭。どんなにカプコンスタッフが監修してると言ってもやっぱりこれは従来の『DMC』とは別物だと思わずにはいられない。どうしてこうなった。誰がこれを望んだというのか。こんな紛い物を作っている暇があったら『5』を作れたんじゃないか。その方が商業的にも成功だったんじゃないのか。

この作品を見ていると色々な感情がとめどなく押し寄せてきて息がつまりそうです。ここまできたらせめてアクション部分は面白いものであることを望みますが、シリーズに傷を塗りそうな要素が散見されるだけに不安が止まらない。だからこそ、今作に関しては体験版の配信を切望しています。ここまで自分勝手のものを作ったんだから、事前にその良し悪しを判断する機会が用意されるのは当然でしょう。頼む、マジで頼みます。