電撃文庫

楽園島からの脱出

あらすじ 極限ゲームサークルとよばれるものがあった。活動内容はゲームの開催。脱出ゲームなどを生徒向けに開き、極限状態に置かれた人間がどのような行動を取るのか、その心理を観察する。沖田瞬は脱出ゲームの達人だった。脱出にかかる時間を縮めることを…

エスケヱプ・スピヰド

第18回電撃小説大賞 《大賞》 受賞作 あらすじ 「鬼虫」と呼ばれる兵器があった。かつての戦争ではその圧倒的な性能をもってして、他国に大きな脅威とされていた八洲国軍が誇る戦略的戦闘兵器。全部で9体製作されていた鬼虫は、かの戦争でその内7体が大破。…

チェンライ・エクスプレス

最近ラノベの感想ばっかでゲーム系ブログとしての体裁が形骸化しているような気がしているこの頃。そろそろゲームの感想も書きますが、とりあえず新刊が多い5月はラノベ中心で。 あらすじ アジアの一角、チェンライン王国。広さはおおよそ大阪府と同程度の規…

ブラック・ブレット (3) 炎による世界の破滅

2巻の感想書いてねえし……だらしねえし…… あらすじ 見回り中の自衛隊員が見たのはあり得ないものだった。モノリスが発する磁気はガストレアを衰弱させる力があるため、本来ガストレアがモノリスの内側に入り込めることはあり得ない。だが、それは確かに内側に…

僕と彼女のゲーム戦争 (3)

あらすじ 前回出場したJGBCから新たな部員として杉鹿まどかも加わり、勢いに乗る伊豆野宮学園現代遊戯部。今日も彼らは別の大会に出場するため秋葉原に来ていた。その大会途中、健吾はある女の子と出会う。一度見たら忘れられないような美しい顔立ち、そして…

楽聖少女

あらすじ 少年は嵐の日の図書室が好きだった。無人の空間にざわめく風雨の音は、どこか開演前のコンサート会場のざわめきを想起させ、動悸が高まってくるから。ある嵐の日、一人図書室にいた彼は思いがけない存在と出会うことになる。自らの身分を悪魔と明か…

ミニッツ 〜一分間の絶対時間〜

あらすじ 穂尾付学園高校に通う1年生・相上櫻(あいがみさくら)は、1分間だけ相手の心の声が読める「ミニッツ」と呼ばれる能力を持っていた。彼はその力を武器に、教師や生徒からの人望が厚いクラス委員長というポジションを確立しながら、学内トップともい…

僕と彼女のゲーム戦争 (2)

あらすじ 転入先の高校で、ゲーム部こと現代遊戯部に入部した岸嶺健吾。美人生徒会長・天道しのぶや変態教師・瀬名と一緒に、岸嶺は刺激的なゲームを次々に体験する。 初めて挑戦したゲーム大会では惨敗したものの、岸嶺はなんとか立ち直り、天道や瀬名とと…

ブラック・ブレット―神を目指した者たち

表紙が格好いいですよねー。この鮮やかな色使いは惹かれるものがあるし、かといってドギツイ印象を与えるわけでもなければ見づらいわけでもない。小説って中身が分からない以上読者への訴求の仕方は限定的ですが、ラノベは特に絵が重要視される媒体故に表紙…

神様のメモ帳 (7)

ニート探偵アリスとその助手ナルミ、ラーメン屋「はなまる」に集まる個性豊かなニートたちが、依頼者からの事件解決を目指すニートティーン・ストーリー第7弾。アニメも放映中。説明するのに言葉は不要な人気シリーズですね。 あらすじ クリスマスが近づく…

トカゲの王 (1) ―SDC、覚醒―

もはやブリキ氏が絵を担当すればヒットするんじゃないかと思ってしまう今日のラノベ界隈ですが、またしても「入間人間 × ブリキ」のコンビで新作の登場です。自分で言っておきながらこの表紙はズルイよね…書店でも明らかに異彩を放っていて思わず手に取って…

僕と彼女のゲーム戦争

『火の国、風の国物語』でお馴染みの師走トオルさんが、電撃文庫で新刊というのも驚きでした。3月の震災直後ではこんなニュースで話題になった人でありますが、ラノベ作家としてのキャリアは長く実力は折り紙付きです。ラノベとは親和性の高いゲームを扱っ…

雪蟷螂

『ミミズクと夜の王』で電撃小説大賞≪大賞≫を授与するという華々しいデビューを飾ってから2年。著作数自体は少ないものの、『ミミズク』、『MAMA』と独特な世界観を打ち出し多くの読者を魅了した作家、それが紅玉いづきでした。 そんな彼女の一年ぶりとなる…

アクセル・ワールド (1) -黒雪姫の帰還-

著者の川原礫先生のデビュー作でもあり、同時に第15回電撃小説大賞にて《大賞》を受賞。デビュー前のアマチュア時代から自身のホームページにてオリジナルの小説を公開していた方のようで、その人気もまた大そうなものだそうです。正直ここまでのものを書け…