感想

ペルソナ4 ザ・ゴールデン

最近RPGがクリアできなくて困っている。元々飽き性なことに加えて、歳を食ってからというものプレイ間隔がちょっと空いただけで進捗状況を忘れてしまい、そのまま放置という事態が後を絶たない。ゲーム側にというよりは自分自身の問題であるように思えるが、…

特殊報道部

アドベンチャーゲームの面白さって、如何にプレイヤーをストーリーに没入させるかに尽きるかだと僕は思う。まあそれはRPGにもアクションにも、というか本アニメ映画などゲームに限った話ではないんだけど、ゲームという媒体で提供されるものとしては、他と比…

イース セルセタの樹海

『イース』といえば、老舗日本ファルコムを代表するRPG作品であり、公式では25年に渡って『英雄伝説』と合わせて2大RPGと称さるほど息の長い人気シリーズです。故に「あなたにとってのイースといえば?」と問われれば、その答えは十人十色でしょう。とにか…

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生

というわけで『ダンガンロンパ』なのでございます。今更感は多少ありますが、続編が7月に発売するということで6月のAVGラッシュに続く締めの一本としてとても期待しています。だからその前に1作目の感想をきちんと書いて脳内を整理しておこうかなと、そんな…

木崎くんと呼ばないで!

GA文庫大賞《奨励賞》受賞作 あらすじ 私立白台学園には3人の人気者がいた。その美しすぎる容姿から「宮様、宮姉様」と呼ばれそれぞれ異性に絶大な人気を誇る灘宮姉弟。そして、女でありながらもその男前な雰囲気が男女問わず魅力的と言わしめるジャージがト…

楽園島からの脱出

あらすじ 極限ゲームサークルとよばれるものがあった。活動内容はゲームの開催。脱出ゲームなどを生徒向けに開き、極限状態に置かれた人間がどのような行動を取るのか、その心理を観察する。沖田瞬は脱出ゲームの達人だった。脱出にかかる時間を縮めることを…

エスケヱプ・スピヰド

第18回電撃小説大賞 《大賞》 受賞作 あらすじ 「鬼虫」と呼ばれる兵器があった。かつての戦争ではその圧倒的な性能をもってして、他国に大きな脅威とされていた八洲国軍が誇る戦略的戦闘兵器。全部で9体製作されていた鬼虫は、かの戦争でその内7体が大破。…

コード・オブ・プリンセス

『ガーディアンヒーローズ』の遺伝子を継ぐアクションRPG ギャグテイストな世界観、3ラインバトル、対戦ではメインキャラ以外のサブキャラや敵キャラまで使用可能な点など、1996年にセガサターンで発売された『ガーディアンヒーローズ』と多くの共通点を有し…

チェンライ・エクスプレス

最近ラノベの感想ばっかでゲーム系ブログとしての体裁が形骸化しているような気がしているこの頃。そろそろゲームの感想も書きますが、とりあえず新刊が多い5月はラノベ中心で。 あらすじ アジアの一角、チェンライン王国。広さはおおよそ大阪府と同程度の規…

ブラック・ブレット (3) 炎による世界の破滅

2巻の感想書いてねえし……だらしねえし…… あらすじ 見回り中の自衛隊員が見たのはあり得ないものだった。モノリスが発する磁気はガストレアを衰弱させる力があるため、本来ガストレアがモノリスの内側に入り込めることはあり得ない。だが、それは確かに内側に…

僕と彼女のゲーム戦争 (3)

あらすじ 前回出場したJGBCから新たな部員として杉鹿まどかも加わり、勢いに乗る伊豆野宮学園現代遊戯部。今日も彼らは別の大会に出場するため秋葉原に来ていた。その大会途中、健吾はある女の子と出会う。一度見たら忘れられないような美しい顔立ち、そして…

楽聖少女

あらすじ 少年は嵐の日の図書室が好きだった。無人の空間にざわめく風雨の音は、どこか開演前のコンサート会場のざわめきを想起させ、動悸が高まってくるから。ある嵐の日、一人図書室にいた彼は思いがけない存在と出会うことになる。自らの身分を悪魔と明か…

ミニッツ 〜一分間の絶対時間〜

あらすじ 穂尾付学園高校に通う1年生・相上櫻(あいがみさくら)は、1分間だけ相手の心の声が読める「ミニッツ」と呼ばれる能力を持っていた。彼はその力を武器に、教師や生徒からの人望が厚いクラス委員長というポジションを確立しながら、学内トップともい…

パンドラの塔 君のもとへ帰るまで

積みゲーをこのGWに消化して今更だけどちゃんと感想書いておこうシリーズ。 Wiiリモコン+ヌンチャクで遊ぶアクションRPGの楽しさ まず前提として、僕はあまりWiiで遊んでいません。ちゃんとプレイしたソフトといえば『モンハン3』や『スマブラX』、『ドンキ…

女子高生店長のコンビニは楽しくない

積んでいたものをこのGWに読んで今更だけどちゃんと感想書いておこうシリーズ。 あらすじ 南里湊人には好きな人がいた。――支倉こもも、同じクラスで二つ隣の席に座る美少女。彼女のことを想いながらもクラスでもその存在感のなさに定評がある湊人にとって、…

生徒会探偵キリカ (1)

あらすじ 全校生徒8000人、クラブの数は300以上、そんな中高一貫のマンモス校である白樹台学園に牧村ひかげは編入した。編入生である彼は知らなかった。この学校における生徒会の影響力を。そして一人の会計の存在を。聖橋キリカ――生徒会総務執行部「会計」…

ライジン×ライジン RISING×RYDEEN

あらすじ この世にはストレンジャーと呼ばれる能力者たちがいた。ある者は炎を操り、ある者は雷を操り、中には昆虫を使役する者までいる。隆良は心底彼らに憧れていた。なぜ自分には異能が発現しないのか。自分は選ばれた者ではないのか。思春期特有というに…

スカイ・ワールド

あらすじ 『スカイワールド』――それは現代にはありふれたMMORPGの一つ。口コミでその完成度の高さが広まっていき、プレイヤーを徐々に獲得していった背景があったためか、誰もがそれ以上のものであることは疑っていなかった。だが、あの運命の日を境に、多く…

そよかぜキャットナップ

あらすじ 本好きの大学生・長谷川弘忠は、今日も黙々と読書に耽っていた。無愛想であること以外にはとりたて特徴のない弘忠だったが、彼には上京してからも同じ大学に通うこととなった腐れ縁の親友・小野啓太がいた。啓太は、この夏地元で自動車免許を取らな…

ベイビー、グッドモーニング

あらすじ 人の死の直前に現れるという死神がいるらしい。そいつはローブを羽織って鎌を持っているわけでもなければ、白骨化した馬に跨っているわけでもない。にわかに信じ難いことだが、その正体はデニムのミニスカートをはき、白いTシャツを着た肌の白い女…

DREAM C CLUB ZERO (ドリームクラブ ZERO)

ビック○メラで1480円で投げ売りされとりました。さすが360、ユーザーに優しいぜ…… 全男子の夢を実現した至高の貢ぎゲー このゲームの内容を端的に言うと、“キャバ嬢に貢ぎまくって彼女にする”ゲームです。割と本気でこれ以上以下でもなく、とにかくバイトし…

サイハテの救世主 PAPERI:破壊者

あらすじ 「ちくしょう…馬鹿にしやがって…今に見てろ…」 “天才”佐藤葉(さとうよう)は、世界を破滅に招く「破壊者」についての見解をまとめた論文を発表したが、その凡人には理解を超えた妄想めいた内容に嘲笑にさらされた。世界の笑われ者となった彼には、…

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (4)

1〜3巻の感想がないのは興が乗らなかったからです(キリッ というのは真っ赤な嘘で、ただ単にブログ放置してた間に読了したものは書いていないだけです。だから僕の感想はシリーズ物は必然的に穴だらけで、例えば『神様のメモ帳』は7巻から始まっています。そし…

【体験版】ルートダブル - Before Crime * After Days -

※3月28日からゴールドメンバーシップ向けに先行配信されている『ルートダブル - Before Crime * After Days -』の体験版の感想です。というわけで、中澤大先生が送る最新作『ルートダブル - Before Crime * After Days -』の体験版がゴールドメンバーシップ…

【体験版】BRAVELY DEFAULT (ブレイブリーデフォルト)

※3月28日から配信されている『BRAVELY DEFAULT Demo Vol.2 -絶望の勇者篇-』の感想です。 2012年に発売が予定されている3DS専用ソフト『ブレイブリーデフォルト』の体験版第2弾が配信されたのでプレイしてみました。といってもそこまで大規模な体験版でもな…

クイズマジックアカデミー賢者の扉

というわけで、今月15日から稼働開始となったQMAの最新作をプレイしてきました。前作「8」から筐体を一新し、さらにナンバリングが外されて「賢者の扉」というサブタイトルが付いて、まさに新たな船出となったQMAシリーズ。実際のところどんな感じだったのか…

双子と幼なじみの四人殺し

あらすじ 高校生、菱川迷悟(ひしかわめいご)は、双子の少女、新山一縷(いちる)と朽縷(みちる)と同居していた。 美しい双子に翻弄されながら日常を送っていた迷悟だったが、ある日、三人は学校で飛び降り自殺の現場に遭遇する。その自殺に関して一縷は…

僕と彼女のゲーム戦争 (2)

あらすじ 転入先の高校で、ゲーム部こと現代遊戯部に入部した岸嶺健吾。美人生徒会長・天道しのぶや変態教師・瀬名と一緒に、岸嶺は刺激的なゲームを次々に体験する。 初めて挑戦したゲーム大会では惨敗したものの、岸嶺はなんとか立ち直り、天道や瀬名とと…

寄生彼女サナ

第5回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。毎度のこと絵がせこい!でも読んじゃうくやしい! あらすじ 増川唐人(主人公)の腹は猛烈に痛んでいた。死をも予感させる腹痛。今までに感じたことない別次元の痛み。なんだこれは。なにか悪いものでも食べたか…

ブラック・ブレット―神を目指した者たち

表紙が格好いいですよねー。この鮮やかな色使いは惹かれるものがあるし、かといってドギツイ印象を与えるわけでもなければ見づらいわけでもない。小説って中身が分からない以上読者への訴求の仕方は限定的ですが、ラノベは特に絵が重要視される媒体故に表紙…